【脱サラ新米農家の日記】6次産業化するよ

私のような少量多品目の農家にとって6次産業化するか、しないかは、かなり重要な事だと思っています。

なぜなら、小規模な畑で収穫出来る野菜の売り上げだけで、生計を立てて行くのは至難の技だと感じるからです。よほどマーケティングの力があり、高く野菜を販売出来るなら別ですが、残念ながら私にはそのスキルは無い…。

だからと言って落ち込んでいてもしょうがない!他に自分達に出来る方法は何なのか!

6次産業化」これだ!というわけです。

6次産業化する事でいいなと思える事はいろいろとありますが、私が1番魅力的だと思える事は野菜のロスを大幅に減らす事が出来る事。

畑にはとても美味しいのに世に出ることの出来ない、可哀想な野菜達がいっぱいいて、その子達の新しい就職先に、こんなにいい方法はないでしょう。

現在、6次産業化に向けて小さな加工場を建てるため。図面の作成と保健所との打ち合わせを行なっているのですが、悩ましい問題があります。

加工品は許可や届出を出さないと販売できないのですが、加工する物によっては許可を別にだす必要があるようなんです。さらに加工場ひとつで受理されるのは2つまでらしく、うちで作りたい物を調べたら、許可が3つ必要らしくて、「加工場を2つにして下さい」と言われてしまいました。

加工場2つ…。

どうしよう…。

6次産業化は前途多難です。また計画が進んだ報告します。