【脱サラ新米農家の日記】補助金は貰えない。

新規就農をしようと思った時、就農準備資金や経営開始資金などの補助金を受けながら、進めていきたいなと考えていました。

ただ市役所に行って補助金を受けられないかと相談したところ、答えは「NO」。自分で調べた感じでは要件は満たしていると思っていたので、何でなんだろうと思っていたら、私が住んでいる地域とその周辺には、研修を受けられる認定農家が、いないということらしい。

よくよく調べてみると、この制度は農業が盛んな地方や、その地域が力を入れている作物が対象らしく、新規就農者全体をフォローしているわけでは無いっぽい。補助金が始まった頃に、補助金だけ貰ってすぐ辞めてしまう人が多くいたらしく、かなり縛りが厳しくなったみたいなんだけど、ザ日本の御役所仕事って感じで萎える。

それじゃ農業始める人増えないよ。

要項に書いて無いことも言ってたし、もっと粘ろうかと思ったけど、アホらしくなって辞めました。

補助金はいらない!

無くても頑張ります。自分達でコツコツやっていくよ。

 

【脱サラ新米農家の日記】何農法?何作る?

就農するにあたって、まず考えたのがどんな野菜をどういう方法で作るのか。

慣行農法、有機農法、自然農法、路地、ハウス、規模とか組み合わせまで考えると、どうやっていこうか本当に悩ましいです。いろいろな事を言う人が多いので、何が本当なのかよくわからないけど、全てをフラットにみて、メリットとデメリットを調べ、自分と妻の2人で手持ちの資金だけ(借入は絶対しない)出来る最善の方法はどれだろうと考えました。

有機農法・少量多品目・6次産業化」これでやっていきます。まだまだ決めていかなければならない事は沢山ありますが、とりあえず方針は決定。あとは進むだけ。頑張るぞ!

【脱サラ新米農家の日記】畑に求める条件って?

先日、「日本一小さい専業農家」として有名な西田栄喜さんの講演をネットで見ました。現役農家が畑に求めるものをアンケートで取った結果、第一位はダントツで水捌けだそうです。

私が畑を借りるにあたってこだわったのは、家から近い事と景色がいい事です。家から近いは絶対条件で、車でもいいので5分以内で自宅から行ける場所である事。やはり移動は無駄な時間なので、出来るだけ少ない方がいい。景色がいいというのは、畑から富士山がよく見える事。富士山の麓に住んでいるので、綺麗な富士山を眺めながら、仕事をするのは気持ちがいい。この2つの条件を元に畑探しをしていました。

水捌けがいいというのは、もちろん考えていましたが、そもそも耕作放棄地のほとんどは水田で、水捌けを考えると借りられる所なんて見つからないんです。借りることができた 畑にはとりあえず外周に明渠を作り、水捌けを良くするために籾殻を全面に撒いてみました。普通の雨ではまったく問題無さそうだけど、大雨が降ったらどうなるのか…。

ま〜始めたばかりだから、徐々に改善していくしか無いんで、ボチボチやっていきます。

【脱サラ新米農家の日記】耕作放棄地を借りました

私の住む街には耕作放棄地が沢山あります。

だから、市役所に行って新規就農したいので畑を借りたいと伝えたら、「すぐ見つかると思いますよ。」と担当の方が言ってくれたので、軽い気持ちでいました。

ところがいざ探し始めると意外と見つからなかった。どこでもいいのなら確かに沢山ありました。でも、私にもいくつか条件があり、それを満たす所となると意外と無い、いいなと思っても地主さんが貸してくれない所も、いくつかありました。

結局、正式に手続きが完了して畑を借りる事が出来るまで、半年かかりました。それに完全に希望どおりの所という訳にはいきませんでした。だけど無料で貸してもらえたし、文句は言えません、後はここで頑張るだけです。

 

 

【脱サラ新米農家の日記】農業始めました

私は今年45歳になる新米農家です。日々の出来事や思った事をボチボチ書いていきます。

今年20年勤めた会社を退職し、新規就農しました。転職には賛否両論ありましたが、後で後悔しなための選択です。

農業で生活していくのは大変だと言われますが、基本的に楽観主義なので上手くいくと勝手に思っています。

さぁ農業頑張るぞ!